レーザー溶接

金型一貫製造の一役を担うレーザー肉盛り溶接
その後の加工、ミガキ、文字加工(彫刻)リブの切削加工等々
金型修理全般の他にスライド修理全加工も

金型修理・改造に活躍のレーザー溶接。
主にプラスチック金型、ゴム金型、プレス金型の部品や産業機械の部品などのレーザー肉盛り溶接をしております。

レーザー溶接

レーザー溶接の特徴

  • 瞬間的に溶接するため、熱による影響(変形、ゆがみ、酸化)が少ない
  • 予熱工程が必要ないため、黒ずまない
  • 超精密加工が可能
  • 細くて深い箇所の溶接が可能
  • 密着力が強く、剥離しない
  • 異種金属の溶接が可能

適用例

  • 金型修理(金型メンテナンス、肉盛り補修)
  • エッジやピン角の回復
  • 金属磨耗の補修
  • 金型のバリ対策の補修
  • ピンホール、ヒケの修正
  • 医療分野(医療機器、歯科技工)
  • 異種金属溶接宝飾(指輪、メガネ、時計)の修理
  • 鉄、ステンレス製品の修理
レーザー溶接

レーザー溶接について

当社は数年前「金型修理には必要だ」ということで、レーザー溶接機を導入しました。
主にプラスチック金型、ゴム金型、プレス金型の部品や産業機械の部品などのレーザー肉盛り溶接をしており、現在3台のレーザー溶接機を所有しております。

当社は金型一貫製造を行っているためレーザー肉盛り溶接だけでなく、その後の加工、ミガキ、文字加工(彫刻)リブの切削加工もできるため、金型修理全般を行う事が可能です。

金型以外にも、成形業者からの依頼(スライド修理全加工など)も行っています。

また、短納期で金型修理や改造のご要望にも極力応えられるよう仕事をさせていただいております。

今後、より高精度な溶接ができるよう技術の向上に努め、出張修理や派遣などでの作業も視野に入れて活動します。

レーザー溶接の注意点

レーザー溶接は、どんな場所でも溶接できるという誤解があります。

  • レーザー溶接の際、溶接部の酸化を防止するためシールドガスを同時に使用するのですが、狭い場所、深い場所などのシールドガスが届かない形状の場所には適しません。シールドガスが届かず酸化した場合、巣やヒケが発生します。
  • 広い範囲の溶接が必要な場合、レーザー溶接はアーク溶接やTIG溶接のようにはいかないため、納期、価格の面で理解が必要です。
  • また、レーザー溶接はレーザーの光が反射して、反対側や近くの角の部分が溶けるため、マスキングが必要になります。
  • そのため形状によっては思った以上に時間がかかることがあります。
  • 大きい金型やプレートは適していないなど、溶接場所、形状によって可否が決まります。

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