試作
短納期・品質向上のために導入

時間が掛かっていた生産工場での試作

かつて当社の金型製造フローは、金型完成後、その金型をお客様ご指定の生産工場へ金型を発送し、試作TRYを行って頂いておりました。

樹脂は生き物と呼ばれていますが、調整寸法でなくても、計算以上に収縮が来たり、逆に来なかったり、予測以上の変形、たおれ、ソリで寸法が規格寸法に入らないなどで、調整が必要になってきます。

試作TRYで初めてそれを知る事になり、今度は調整を行うため当社へ金型を発送し作業を行います。

この調整には1回2回と段階を踏まないとならない物もあり、最終納期に間に合わせるため、金型を持ち込んで試作TRY後すぐ持ち帰るというケースも多々あり、どのようにしても時間がかかっておりました。

しかし、年々開発の設計から完成までの期間が短くなり、この方法ではお客様のご要望期間に完成する事が難しくなるという危機感を覚えました。

納期・品質のためにも導入

そこで納期対応と品質保証体制の確立のためにも約8年前に射出成形機を2台導入し、完成後の金型は、仕様等により試作できない金型以外は当社で形状、バリなどの不具合が無いか綿密にチェックし、状況をお客様に伝えると自社で完結できるようしました。

近年では更なる短納期にも対応出来る様、射出成形技術士の国家試験に製造部スタッフでチャレンジし、1級を1名、2級を3名が取得しています。

初回サンプルとしても、お客様のニーズ(量産(小ロッド)寸法測定)に少しでも多く対応出来る様チャレンジし、島根県と言う交通面等利便性の悪い所である事などのハンディキャップをカバーできるよう心がけています。

お客様にもその場で製品スペックをご確認

最近では、短納期が強まる中、各メーカー様も遠方から足を運んでくださるケースが増え、当社での試作TRYに立ち会って頂き、その場で製品スペックの確認をし、ファースト品から極力量産品に近いレベルの製品(高品質)での納入が要求されるケースも増えてきています。

ファースト品にて満たないスペックの箇所は、時間の都合上対応できるところまで極力調整し、要求に対応できた時は大変満足して頂けております。

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